Friday, November 09, 2007

Linuxパーティション復習

パーティション:
Windowはパーティションごと独立したドライブ名が割り当てられる.基本パーティション+拡張パーティション.
Linuxのファイル名空間は1つ,つまりHDDはすべて「/(ルート)」から順にたどって行く.Windowで4GBのドライブを基本2GB,拡張2GBに分割するとそれぞれ独立したディレクトリ構造を持つ.これに対しLinuxではとりあえず基本パーティションを「/ファイルシステム」として使うとする.あとは

$ mount /dev/hda5/home

とすることで拡張パーティションを「/home」以下に割り当てられる.こうすると2つのパーティションは見かけ上1つのディレクトリ構造になる.「/ファイルシステム」はいくら空きがあっても,「/home」ファイルシステムがいっぱいになるとそれ以上追加できなくなる.

逆にすることもできる.マウントするときは「/etx/fstab」の記述に従ってファイルシステムがマウントされる.HDD増設の場合も「/etc/fstab」の記述を変更することでファイルシステムに塚する.

Linuxでは最初に見つかったIDE HDDから順に「hda, hdb, hdc, ... 」と順に名前をつける.パーティションを表すときはその後数字をつける.「hda1, hda2, ... 」は最初の基本パーティション,2番目の基本パーティション.拡張パーティションは5から始まる

ファイルシステムをパーティションで分割するメリット,デメリット
メリット:バックアップやアップデートが楽.定期的にバックアップする必要があるのは変化していくデータとユーザのデータです.この2つのシステムとは別のパーティションに分ければ,バックアップするのはそのパーティションだけでよくなる.システムのアップデートを行っても,ユーザデータのパーティションをフォーマットしないように注意すればいい.

さらに,作業用のファイルシステム(一般的に「/var or /tmp」)を独立させておくと,システムやユーザへの影響が小さくなる.

source: http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/theory01s/theory01sa.html

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